2005-12-06

USB-An(汎用USBでアナログ入力) 

Km2Netから新たに販売されているUSB-Anを現在試用中です。

これは汎用USB-IOにアナログ入力が可能なPICを組み合わせたもので送料込みで3000円(Km2Netで確認してください)販売されているものです。

汎用USB-IOはネーミング通りでデジタルのIO(入出力)ができるものですがアナログを扱うためにはAD変換ICやPICなどで別に回路を組まないといけなかったのですが、USB-Anの基板のみで(汎用USB-IOと同じ命令で)アナログデータが扱えます。

また、ジャンパー設定でアナログ入力1とデジタルIO4のパターンからアナログ5とデジタル無しのパターンまで6通りのパターンで入力ができます。

写真ではLM35(温度IC)とレベル変換用のLM358で0~50℃を0V~5Vの電圧になるように回路を組み温度計として機能するようにしています。(基板の右下にたくさん穴が空いている場所がフリースペースで自由に回路が組めるようになっています、その場所に組み込んでいます)
回路はLM35(実験)を参考にしています。

プログラムも回路も簡単にできました。LM35(実験)の回路通りで部品も4点、プログラムも4行程度
です、もちろん実際のプログラムでは表示したりファイルに書いたりする処理を追加したのでそれなりに行数が増えました。

あとは精度がどれくらいあるのか気になります、コンピュータ(USBの5V)から電源を取っているのでどれくらいコンピュータの5Vが安定化されているかにより精度が決まるのではないかと思っています。
2.5V程度の定電圧を発生させて同時にアナログ入力させて補正をしようかと思っています。
5Vが変動してもアナログ値が取得できるようになるのではと思っています。

色々試して、結果をホームページに載せる予定です。 Posted by Picasa

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